ここです、ここです。ここにカモがいますよ。

いやー、順調に涼しくなっていて嬉しい限りですね。

夏は4年に一度、W杯や五輪と同じペースでいい。毎年恒例はきつい。

でも蝉の声が聴こえなくなって、夏の終わりを実感するとやっぱり少し寂しいですね。

秋の虫の音は風情があってそれはそれで楽しいんですけど。

あ、田舎者の独り言ですごめんなさい。

田舎はよく虫が鳴きます。

虫かババアしかいないので。

 

季節の変わり目にはアパレル業界がこぞって新作を打ち出すので、早速ショッピングモールに足を運んできまして。

まあどこも買わせる気が全くない。

シャツ一枚に2000円以上もかけられない、もったいないの化身である僕には手も足も出ない。平伏すのみでありました。

でも、こんな庶民寄りの貧民の僕にも優しいものがあります。夏物売り尽くしセールです。

セール万歳🙌

目的は秋物のあったか〜いアウターでしたがそんなことも言ってられません。

金のないやつは夏に売れ残ったセール品の中から掘り出し物を見つけるしかないんです。

でもやっぱり見つかりませんで。

そのショッピングモールは2000円以上の買い物をしなければ、1時間につき200円の駐車料金を取るという後に引けないシステムを構築し、金を貪り取る絶望要塞でした。

まんまと店側の狙い通り、来たからにはなにか買おうという心理に追い込まれた僕は、何を血迷ったか1万4千円のもっこもこのアウターを購入。

 

畜生!!!

欲しかったけど!

なんだろうこの欲しかったものは手に入ったけど、負けた感覚。

完全なる敗北。

圧倒的店側の勝利。

戦略負け。

おまけにポイントカードまで発行されて、次回来店時に使える500円引きのお買物券まで受け取ってしまった。

強すぎた。

このお買物券を使うためにまた来てしまう。

その度にまたお得なクーポンを渡され、この店のパトロンになって行くんだ。

なんたって相手側の戦略が盤石だから。

手ぶらで帰らせないための駐車料金という足枷。

一度店内に入り商品を手に取ったら最後、試着室に放り込まれ、購入に至るまでおだて上げられる地獄。

2点購入で値引きなどという甘い言葉での誘惑。

とどめと言わんばかりにお得なクーポンの発行。

相手が悪すぎた。

これだから一人で買い物するのは嫌だったんだ。

もう秋は家に引きこもろうと思う。

怖いな、怖いな、人間って怖いな。