仲良くしすぎると牙を剥く人っているよね。
福島のハワイアンズで集団食中毒、後の短期営業停止処分について。
福島のハワイアンズで115人食中毒 ウェルシュ菌検出:朝日新聞デジタル
年がら年中話題になる食中毒。辺境地でブログを掲載し、誰の目にも留まらなければ話題にもならない僕からすればすごく羨ましい。不謹慎とか知らないからもう一回言いますね。食中毒羨ましい。
これだけ報道されるようになったんだから、食事を提供する側も相当に気を使っているだろうと思ったらまたこの話題で。今回の騒動を引き起こした迷惑なウェルシュ菌についてちょっと調べてみたんでまとめますね。ちなみに↓から抜粋してます。
熱に強いセレウス菌・ウェルシュ菌、保存中の食品で繁殖:朝日新聞デジタル
食中毒(ウェルシュ菌)とは?|知っておきたい!家庭の感染と予防|サラヤ株式会社 家庭用製品情報
食中毒対策は、加熱しておけば安心と思っていませんか? でも熱を加えても死滅しない菌もいます。代表的なのがセレウス菌とウェルシュ菌の二つです。どちらも芽胞を形成して高温に耐えます。
え?マジですか?
菌って加熱でいちころじゃないの?
「なんかこれ臭うよ?」
「温めたから平気よ。」
「なんか酸っぱいけど、、、」
「平気よ、温めたから。」
これでしょ?加熱は正義。加熱に敵なし。
なのに何、芽胞って。そんなの知らない。完全なるルール違反。
"芽胞"を一度作ってしまうと、通常の加熱では死滅しません。
いや、死んで?どれだけ人間に恨みあるの?
「人間に腹痛を与えるまで死なぬ!絶対に死なぬぞ!」みたいなテンションじゃん。
でも、
ウェルシュ菌は、土や水の中、健康な人や動物の腸内など自然界に幅広く生息している細菌。
あ、なんだ。結構仲良しじゃん。
お世話になってたんだね。ただ仲良くしすぎると牙を剥くタイプね。はいはい。そういう人いる。
ちなみに、本気でウェルシュ菌を滅殺するには空気に触れさせるとよいとか。
嫌気性だから、酸素ないところで生きていくタイプのマゾ細菌なんだって。
だから煮込み料理作るときは、火をかけてほっとくだけじゃなくてよくかき混ぜれば万事解決!無駄にかき混ぜてるお父さんは正義だったんだね!やったね!
今回は、ハワイアンズのブュッフェ形式の夕飯を食べた利用客が食中毒症状を訴えたってなってる。
食べ放題だと量を作らないといけないし、1つ1つの料理に手間かけられないから、生存力高めのウェルシュ菌がおいたしちゃったんだね。
だって、煮込み料理を一生懸命かき混ぜていたら、隣でお肉が焦げちゃうもんね。
あ、別にハワイアンズをフォローしてるわけじゃないですよ。あと、ハワイアンズの回し者でもありません。
115名の宿泊客はさんざんな思いでしたでしょうが、こうして新たな知見を得られてよかったです。
最後まで不謹慎を貫いてしまった。