あなたがブスであるように、僕はセクマイである。

突然ですが、僕は俗にセクシャルマイノリティーと呼ばれる側の人間です。

当事者でありながら、その方面は全く詳しく無いので自分がどのタイプの人間なのか分からないし、そんなことはどうでもいいと考えています。

僕は男ですが、性的興奮を覚えるのは男性で、女性の身体を見ても何とも思いませんし、むしろ早くしまって欲しいです。セックスはしたいと思ったことがないし、したくありません。しかし、パートナーは絶対的に女性がよく、男性とお付き合いするとかは全く考えられません。同じタイプの方っているんでしょうか?

で、今回は僕のセクシャルマイノリティーを知ってもらいたかった訳ではありません。

 

僕が10代のころ、すでにセクシャルマイノリティーはかなり有名な話で、テレビなどでもその方面の方々が活躍していたため、割と身近なものとして認識されていたと思います。学校教育はどうなっていたのか正直覚えていないのですが僕が一番くだらねぇと思ったのは、セクマイの権利を訴える人たちです。当事者、外部含めて。

まず最初に断っておきますが、ノーマルのための法を、国民のための法へ改正するのは賛成です。そこに関してもセクマイは権利を主張するなとは言いません。むしろそんな古い頭で作り上げた法が永劫まかり通るなんて考えてるのはバカだと思います。

僕が言ってるのは、男とはこういうもの、女とはこうゆうものと押しつけるなとか、セクマイを蔑視するなとか、ノーマルと同等に扱えとか言ってる奴らです。何言ってんの?

 

まず、当事者たち。

セクマイなんてのは個性に過ぎない。

デブ、ブス、もっと言えば、目が細い、鼻が低い、顔がでかい、足が短い、身長が低い。

どれも各人の個性であり、他人にどうこう言われるものではない。

しかし、他人と違うからからかわれるなんてのは当たり前の話。

僕だって攻撃を受けたら、言葉に出さないまでも「なんだこのブス!」とか普通に思うし。

だから相手にどう思われるかなんて心底どうでもいい。

どうぞ蔑んでください。どうぞ話のネタにして嘲笑ってください。

そのときはこっちも「あなたは人の個性をバカにできるほど完璧な人間なんですか?」って思いを押し殺して、そっちの思い通りに踊ってあげますよ。それがコミュニケーションでしょ。世間一般にはマイノリティー側の人間なんだったら、それを自覚した上で振る舞うよ。

どんな攻撃を受けようと、仕方ないじゃん。相手に求めても変わらないじゃん。何期待してんの?

 

次に外部。

セクマイを擁護する主張をしてる人たち。本当に自己満足が滲み出てて気持ちが悪い。僕は、私は、可哀想で、孤独なセクマイの味方をしてあげている。こんな僕、私をみんな褒めて!ってか?

ふざけんな。

セクマイ擁護を自分のステータスだとか思ってんなら早く死んでくれ。

セクマイに権利を!とか本気で言ってんの?

何?セクマイはそもそも人間じゃないってか?

それってブスに権利を!となんら変わらねぇから。

別に権利なんかいらねぇんだよ。

自分の居場所くらい自分で用意するから、無視してくんないかな?

目障りなんだったら石でもなんでも投げりゃいいだろ。くだらねぇな。

 

ってゆうのが僕の思うところです。

 

差別は何もセクマイに限ったことではありません。

移民や人種、女性、身分、家柄、学歴、職業、文化などなど、多種多様です。

法に対しては、マジョリティではなく、国民が生活しやすいように改正をお願いします。

個人に対しては、ほっといて下さい。

ただそれだけです。

こんな簡単な望みさえ叶えられないから僕は今日も、本当の自分を明かさずに色のない世界を生きている。