話し合いがしたいのです。
日に日に寒くなり、凍死寸前の学生兼ニートです。
ニュース見てたら笑えない内容があった。
学校に間に合わなくなるからちょろっと見ただけなんだけど、社内で飛ばすドローンの話。
ずっと問題視されている残業問題。その解決策としてドローンを導入するという革新的な話題だった。まぁ、興味を持たないはずがない。いったいどうやって?
箱を開けたらガッカリを通り越して呆れたんだけど、なんか終業時間を過ぎるとドローンを飛ばして残業してる社員を急かすものらしい。
、、、
なんか文章化するとすごい稚拙に感じるけど聞き間違えたかな?でもドローンを社内で飛ばすんだからおそらくこれだよね。
ドローン飛ばすと作業効率アップ!とか聞いたことないし。
このこと自体はニュースでも馬鹿にした感じで伝えられていて、まあこのシステムを採用した馬鹿以外は全会一致で馬鹿じゃねーの?ってなると思うんだけど、僕はこうした問題のはき違えというか、論点ずれたのにずれてることに本人が気づかない「ヅラずれてますよの原理」に嘆いているんですよね。
最近なのかな?のSNSのトピックに「娘をレイプした犯人が刑務所から出た後、その被害者の娘の母親の前に現れて「娘さん元気?」と言葉を吐いた。その母親はガソリンを持ってきてそいつにぶっかけ、火をつけて殺した。母親は懲役9年の実刑判決を受けたが、支援団体等の尽力により、条件付きで釈放された。」という大筋の話があった。
これについて多くの方がコメントしてた訳だけど見てみると「自分もこの母親の立場だったら同じことした。」とか「この母親がしたことは当然だ。」とか言うコメントが多くてげんなりした。コメントの内容というより、この元ツイートを見て問題視することに言及していないことについてね。
だってさ、ここで問題なのは
- 支援団体の支持で判決が揺らぐこと。
- レイプ犯が釈放後に被害者、またはその親族に接触できてしまうこと。
でしょ?
1つ目:司法が独立していないと公平公正な判決なんて下せない。犯した罪は罰をもって償うもの。殺人を犯した事実は変わらない。真っ当な理由があれば殺人が正当化されるなんて怖すぎる。
2つ目:一番の問題はこれ。なんで接触できたの?性犯罪の被害者からしてみれば、自分の生活圏にかつての加害者がいるのって恐ろしい。いや、恐ろしいなんて言葉じゃ伝えきれない恐怖がある。だからこそ被害者と加害者の接触が実現してはいけない。じゃあなんで今回は?
コメントを見ていくとこれについて言及してる人は一定数いる。しかし自分だったら論を展開する人たちには、悪、と認識されて批判、罵倒の的となっている。どんな理由であれ殺人は正当化されるべきでは無いし、司法も揺らぐべきで無い。と意見すれば、自分がその娘の母親じゃないからそんなことが言えるんだ。とか、、、なんでそうなる?
たしかに自分ごとに置き換えたらそんな冷静に物を考える余裕もないだろうし、危険要素を排除するという考えがまったく浮かばないとも言い切れない。でもさ、この話題について話し合う、意見するべきことは、この母親は自分に下される罰を恐れず娘を守るためによくやった。とか、レイプ犯は殺されて当たり前だ。とか、自分でも同じことをしたと思う。とかじゃないだろ。本当に考えるべきはさっき言ったようなことで、母親の行動の善悪を評することじゃない。
「気持ちは分かるけど殺人は許されない」ってコメントした人に対して「綺麗事だ」とか「偽善者」とかいうのは的外れもいいとこ。母親の取った選択についてあーだこーだ言いたい野次馬根性丸出しの腐れ野郎は他所でやってくれって話。
って自分がそのSNS上でコメントできたらいいんだけど、彼らは話し合いを目的にしているのではなく、言いたいこと言ってるだけなので、そもそも対話が成立しない。
こんなこと言ったら今度は「大勢の目があるコミュニティで発言できないくせにここでイキってんじゃねーよ」とか言われるんだろうな。
他人になんて蔑まれようが知ったこっちゃないけどね。
追伸.最近駅でよくエスカレーターの整備してるけど、僕の最寄駅は見かけるだけでも2週間に1回くらい整備してる。過保護。